ジンセイ=ジンセイ!

聖戦士としてならワンチャンあると思う

人選2018年アニメTOP20

 人選(人生が選ぶ)です、二度と説明しないから覚えといてくれよ。

 評価基準としては今までの話の流れの汲み方やその一話での完成度で評価しています。原作改変の良さも評価にいれてあげたいんですがそう考えると原作に触れる事が永遠にないであろう悪偶が可哀想なのでやめます。あくまでアニメの話だしな。一作品からは一本までって事にしてます、後で振り返った時色々な作品の事を思い出したいので。一応上に行けば行くほど感想長くしたいとは思いますけどそれは気分なのでわけわかんない所で長くても責めないでね。

 20位 ソラとウミのアイダ 第11話 笑顔でソラへ!

TVアニメ『ソラとウミのアイダ』

 正直一発目がソラウミなのが自分で困惑してます。いやいいんだけど。イカれたスパイ、平成最後に荒れ狂う男尊女卑、一歩間違えたらサメ映画な宇宙イケスとヤバい要素を前面に出した回とその設定を完璧に使いこなすガチ狂気回の繰り返しは見てて不安になった。春が常に笑顔がいる理由の明示、まきまきと舞湖の確執をあんな綺麗に回収して宇宙-ソラ-へ向かうとは思いませんでしたね。やっぱりキャプアスのようなロケットの発射はカッコいい。十二話には理解が追い付いてないタイプのオタクです。

 19位 あかねさす少女 #5 「ヒーローの条件」

TVアニメ『あかねさす少女』公式サイト

 みあシルバーストーン…… あかねさす少女の全体的なテーマである思春期に少年から大人に変わるっていう壊れかけのRadioの歌詞は成長と変化の物語が大好きなオタク全員に刺さったと思うんですけど、一番熱かったのはこの五話だと思うんですよね。自分に優しい大人が明らかに間違ったことをする、それを止める少女は完全に大人なんですよね……

 18位 プラネット・ウィズ 第9位 「目覚めの使者」

TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 話数チョイスじゃなきゃ一位でもおかしくないし話数でもここにあるのおかしくない?ってなる作品。いやおかしくない?まあいいや。「この星はどうか!間違えないでくれ!」「俺は!俺が味方したい人たちの味方だ!そんだけだ!」からの「俺は宗矢だ!黒井宗矢だ!」の無条件に熱くなれる流れ本当に凄いですよね。過去じゃなく今の為に戦うっていう正しさ、泣かずにはいられないですよ。作品としてもこの後に赦しのテーマをぶっこんでくるし本当に強かった。

 17位 フルメタル・パニック! Invisible Victory #12 メイク・マイ・デイ

TVアニメ「フルメタル・パニック! Invisible Victory」公式サイト

 関係ないんですけどフルメタ四期って扱いが気に食わないんですよね。ギャグアニメカウントする? 大暴れするレーバテイン、そこらへんで出会った女にアルって名前を付けるほど依存してたのに再開してすぐお前はいらないとかツンデレちゃう相良宗介君とひたすら見てて楽しい回だった。溜めが長いわ最終話飛ばされるわと散々だったから余計に爽快感がありました。最後の千鳥かなめの告白はこの物語のメインヒロインが誰かって一発でわかるかっこいいオチでしたね。五期早く

 16位 こみっくがーるず 第12話 いってらっしゃいませ 立派な漫画家さまたち

TVアニメ『こみっくがーるず』公式サイト

 立派な漫画家さま、この一言で既に刺さる。友情で勝ち取る勝利は綺麗だしカッコいい、でも一人で戦わなきゃいけない時もあるっていうのが凄く胸に刺さりました。自分の力で終わらせる、そこからの友達からのメッセージで「涙はみせない」、かおす先生らしい漫画。前編のかおす先生が描いてない所が人気っていう状態から勝ち取る勝利熱すぎないですか?

 15位 新幹線変形ロボ シンカリオン The ANIMATION 第47話『適合!!E5×ドクターイエロー

新幹線変形ロボ シンカリオン

 実はサンクリの後にJRのお祭り?みたいなの見に行った時にドクターイエロードクターイエローとのクロス合体の玩具の実物見てだせぇなぁと思ってたんですが、アニメでの主人公機の最終状態染みたかっこよさはマジでヤバかったですね。ブラックシンカリオンともクロス合体するのかな? ハヤトとリュウジの強くなって相手の攻撃を防げるようになって対話をする、殴りあって対話をするっていう話は子ども向けだなぁと思うと同時に素直に面白いので凄い。

 14位 少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第10話 されど舞台はつづく The Show Must Go On

少女☆歌劇 レヴュースタァライト

 -Star Divine- フィナーレ……天堂真矢は負けてない……私のクロディーヌ…… レヴューもこれが一番好きです、やっぱり2VS2くらいが見てて一番いいですよね。

 13位 Phantom in the Twilight 第10話 すべてが終わる一日前

TVアニメ「Phantom in the Twilight」公式サイト

 2018年アニメサブタイ賞銅賞。三者三葉のトンの為に何が出来るかって話をするシーンは逆に説得力があって好きなんですよね。違うアンブラなわけですし。しかしまあへたれ吸血鬼は本当に情けないのが面白いですよね。いやいい奴ではあるんだけど。

 12位 悪偶 -天才人形- 第11曲『邂逅のパ・ド・ドゥ』

TVアニメ「悪偶 -天才人形-」(あぐう)公式サイト

 いやフィボナッチ数列を使った暗算攻撃の話じゃなくて。愛と町の関係性、これが女と女の間の巨大感情なんだなぁって初めて理解できた。女の子の顔に容赦なく傷つくのも感情の証明って感じでいいですよね。関係ないですけどエンディングの絵の後ろに書いてあるLove my AI、実質天堂真矢と西城クロディーヌなんですよね。

 11位 となりの吸血鬼さん 第12話 巡る季節と吸血鬼

アニメ「となりの吸血鬼さん」公式サイト

 初登場で血を吸いたいって言っていたエリーがソフィー・トワイライトの友人の血を吸いたくないって言葉に同意しているのが巡る季節の末の結論なんだと思うと涙が止まらない。最終話が一話に繋がるアニメっていいですよね……

 10位 メルヘン・メドヘン 第六話 「シンデレラは振り向かない」

アニメ「メルヘン・メドヘン」公式サイト

 2018年アニメサブタイ賞銀賞。静にかぐや姫は一人で月へと帰るという宿命の話をした後での葉月の自分は自分、本に書いてあることは本に書いてあるだけ。そこからの鍵村葉月だけの物語としての『シンデレラは振り向かない』。正直初めて見た時書き換えありかよ!?!?ともなったけどそれ以上に説得力なんですよね。「十二時で解けちゃう魔法なんてサービスが悪いにもほどがあるよ!」の説得力たるやないですよね。最終回作っているって事はわかったからはやくみせてくれよ、今年度までならセーフだ。

 9位 音楽少女 #06 ニクとアイドル

TVアニメ「音楽少女」公式サイト

 トンチキとシリアスのジェットコースター。性別や年齢なんて関係なくなりたいものになれる、それが夏樹先生のJKコス絵でお出しされると流石に唖然とするけど話としてはやっぱり最高ですよね。胸の奥にいつまでも消えない光が永遠少年…… ここでシャイニング・ピースが完成っていう話も良かったですよね、一番必要なピースをわかってたんですよ…… いやしかしいつみても未来と夏樹先生のダンスは爆笑ものなのに滅茶苦茶いい話なので本当に自分の感情がわからなくなりますね。決して年齢に囚われる必要はないってことはもうわかったけどじゃあこのシーンで爆笑する俺は悪い人間なんでしょうか? しかし未来の「自分は特別だって思わないとアイドルはできないと思います!」って言葉もシンプルに強い。好き。

 8位 DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 第10話 はずれ刑事 純情派!

オリジナルアニメ『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』公式サイト

 キリルお前頭いいキャラだったの!?嘘だろ!?ルーキーにすらマジで驚かれてるぞ。ガス君が本当に馬鹿なりに親の人生を彩ろうとして、それに対しキリルが真正面からそんな風に思われてる方が悲しいって説教はマジで泣いてしまった。家族が元気に生きてりゃ十分、ターミナルケアなうの親を持つ息子にどれだけ刺さるかよ。化け物になってまで息子の成長が見たいかって感情に対し父親として死ぬを選べるのも本当にかっこいい、化け物になったら息子は喜ばないからね。そして最後の親父みたいな親父になって親父みたいに生きていくって言う言葉、マジで救いなんですよね……この一言が父親が欲しかったやつなんだよな…… それはそれとしてキリルのウエディングドレスあんなに奇麗なのおかしくない?

 7位 ゾンビランドサガ 【第9話】 「一度は尽きたこの命 なんの因果か蘇り 歌い踊るが宿命(さだめ)なら 親友(とも)への想いを胸に秘め 貫くまでよ己の SAGA」

 TVアニメ「ゾンビランドサガ」公式サイト

 ストレートに完成されたアニメで本当に良かった。巽幸太郎が余計な事言わなければ言わないほどいい。ゾンビ・アイドル・レディース・親子関係の四つを綺麗に纏めるのは本当に上手いし負けを感じました。こんなただ面白いとしか言えない話をぶっ込めるのは流石ですよ。

 6位 軒轅剣 蒼き曜 第13話 「天空之要塞」

軒轅剣・蒼き曜(けんえんけん・あおきかがやき)公式サイト

 人選2018年最も面白いアニメこと軒轅剣 蒼き曜。頼むから円盤売ってくれ…… 妹との平穏を望んだ殷は戦火の中で生きる事になり寧は手の次に足まで失った。澄は自分の元にいてくれる人を永遠に作れなくなり釗は持っている力を失った。殷は寧と釗をくっつける事ができ、寧は釗と一緒にいる事が出来る。澄は皇帝として自立し釗は目を失うことで悲劇に苛まれる事はなくなった。幸せなのか、不幸なのか、本当に判断に迷わされる。守りたい君だけを、ただ守り抜け。しっかし雲ってなんだったんだろうな、一番可愛いくらいあったんだが。

 5位 ルパン三世PART5 [第24話] ルパン三世は永遠に

アニメ「ルパン三世PART5」公式サイト

 ルパン三世とは何なのか? にわかオタクなのでルパンシリーズは劇場版いくつかと四期しか見ていませんが、それでもある程度はわかっているといえます。超凄い泥棒、変装の名人、峰不二子が大好き、銃の達人次元大介と剣の達人石川五ェ門と仲がいい、銭形警部といつも追いかけっこをしている。こんなものでしょうか、よっぽどのルパンオタクでもなければこれ以上の理解をしている人は滅多にいないと思います。この五期ではそれについて徹底的に掘り下げると共に、オタクのみんなのどこか心の中にある『時代遅れ』という事に真剣に向かい合うのはやっぱり熱いですよね。最新技術に苦しむ、峰不二子破局しているというマンネリの破壊はとても新鮮でした。そしてその上で最後にルパン三世として事件を解決する姿には誇りを感じざるをえないですよね。

 4位 百錬の覇王と聖約の戦乙女 EPISODE 11 「覇王の証明」

TVアニメ「百錬の覇王と聖約の戦乙女」

 開幕クルクル回って崖(段差程度)から落ちるスカーヴィズをもう一度流すとは思わなかったね…… 完全に八方塞がり、もはや撤退しかない。でも撤退をすれば自分を慕ってくれてる人たちが略奪され犯される、それを否定した周防勇斗の取った策は前線に出て兵の士気を上げるという物なのは一見ずっと自分が言ってた匹夫の勇なんですけど、そこにあったのはこの男なら覇王として信頼できる、これからも国を豊かにしてくれるって兵からの圧倒的信頼だったんですよね。確かにこれはスマホで得た知識のお陰でしょう、それでもそれをやったのは他ならない周防勇斗なんですよ。そのあとルングが単身突っ込んできた時も倒せるとまでは行かなくても一人で身を守る程度の事は出来ました。現代人が王宮のど真ん中から逃げれるくらいの能力を持った人間と打ち合える、これはずっとスカーヴィズやジークルーネに特訓をつけてもらっていたからなんですよ。これを見てまだ周防勇斗はスマホの力に頼ってるだけだといえますか? 「スマホの力を過信したな!」という言葉が一人歩きしてますが、ひたすらスマホの力をチートと切り捨てて自分の力の研鑽を怠らなかった周防勇斗こそ百錬の覇王に相応しいんですよ。

 3位 ハッピーシュガーライフ 9th Life 融解レイン

TVアニメ「ハッピーシュガーライフ」公式サイト

 「私と向き合ってよ、絶対分かりあえるから」「無駄だよしょーこちゃん」

 2位 刀使ノ巫女 第22話 『隠世の門』

オリジナルアニメーション「刀使ノ巫女」公式サイト

 前の前の記事でほとんど皐月夜見の22話の話はしたのでちょっと別ベクトルで。祈神紫に必要とされれば止まることが出来、それが幸せだった相楽学長といくらまきすずに帰ってこいと言われても否定し、たとえ死が待っていても幸せに最後を迎えた皐月夜見の対比を見ると凄く面白くないですか? それとタギツヒメがかなひよを比翼の鳥って言うシーンも凄く好きなんですよ、タギツヒメの中にはずっとみなかがの事が残っていると思っているオタクなので、あの二人に届いたっていう意味で使われた言葉だと思ってます。

 1位 ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の術師 #7 『雨と追憶のブルターニュ

TVアニメ「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」公式サイト

 全話評価だったらTOP20も怪しいけど一話評価ならこれ。黙示録の獣!?となってから流石に頭を抱えていますがこの話はガチ。モンモランシがみんなの為に頑張れば頑張るほどみんなが不幸になる、その不幸が解決できない場合だってあるって事をしっかりと明示するのはちょっとしんどすぎるよ。この世のものじゃない気性でも殺せなかった祖父とモンモランシが本当に大切なものの為に身を引くカトリーヌ、絶対報われないんですよこの二人は。何故ならモンモランシが助ける人間に含まれていないから。悪逆非道を成してまで蓄えた財産はすべてモンモランシの為だったんですよ。独りで泣き続けるカトリーヌ、その涙をモンモランシに見せない強さは本当に素晴らしいですよ。

 

 TOP20は流石に長かった。次は10にしよう。

 ウザメイド、いもいも、魔法少女サイトスロウスタート辺りはどうにかしていれたかった、うーん難しい。